名古屋名物ひつまぶしの名店『しら河』栄ガスビル店で副料理長を務めるKさん(31歳/勤続12年目)
しら河へご入社されたきっかけを教えてください。
元々高校時代に一般的なサラリーマンではなく、手に職をつけられる仕事に就きたいという想いがありまして高校卒業後、料理の専門学校に1年通っていました。その後このしら河にご縁がありまして、19歳の時に新卒で入社することになりました。
手に職といっても様々かと思いますが、ほぼ直感で『日本料理の調理』をすることは決めていました。ただ自分がうなぎを調理することは全く想像してなかったですね(笑)
なぜ『日本料理の調理』に道を決めたか理由を聞かれると困っちゃいますが、ひとつ思い浮かぶこととしては自分が生まれる1か月前に亡くなった親戚のおじさんがその道に進んでいたと幼少期に親に聞いたことがありました。特段そのおじさんに思い入れがあるわけではないのですが、それが頭の片隅にあったのかもしれません。
入社前のイメージとのギャップがあれば教えてください。
良い意味でのギャップはかなりありました。当時は飲食といえば「休めない」「給料低い」「ちゃんと教えてもらえない」など、悪いイメージがありましたから。ただ実際入社してみると全くそんなことはなく、しっかりお休みも取れますし、給料も納得いく額をもらえました。
自分の中で一番ギャップというか拍子抜けだったのが周りのサポートの厚さでした。うなぎや寿司のような日本の文化の一つでもある業態は特に職人気質の方が多く、「背中をみて勝手に覚えろ!」という人がほとんどという印象でしたので、入社した当初はかなり身構えていました(笑)実際に働いてみるととにかく気にかけてくれて、質問にも嫌な顔一つせずに丁寧に教えてくれました。
お休みもとれるとのことでしたが、趣味や休日の過ごし方を教えてください。
褒められるような趣味はありませんね….(笑)
ただ、休日は奥さんとのんびりゲームをすることが多いです。奥さんの趣味がゲームなので、それに合わせていろんなゲームをしてます。あまりにマイナーなゲームなので名前は伏せますが(笑)
当たり前のことですが、休みの日は自分の過ごしたい人と、やりたいことをできる。そういった環境ですね。同じ店舗のメンバーも良い距離感を保ってくれるので休日に無理に誘われるなどもなく、自分の気の向くまま過ごすことができ、ストレスフリーです。
働いていて嬉しかったこと・誇らしかったことなどあれば教えてください。
誇らしかったことで言えば、周りを見返せたことですかね。先ほどもあったように飲食はあまり良くないイメージが今よりさらに深かったころですから自分の周りの友人も例に漏れずで「絶対にすぐやめる!」「続くわけがない」とそんな言葉を浴びせられることも多かったんです。
そんな言葉も裏腹に問題なく継続できていて「続けててすごい!」と周りからの目が変わっていったんです。自分は特別なことしたつもりはなかったのですが、自分のやっていることが認められた瞬間だったので誇らしく嬉しい気持ちになったのを今も覚えてます。
12年間苦しいこともあったかと思います。続けられた理由は?
ズバリ先述の通り『周りの支え』ですね。
入社当時一番つらかったのは”何もできない自分”と向き合うことでした。先輩や会社が思う「このレベルならできるだろう」ができないんです。専門学校で1年間みっちり勉強してスキルも磨いた気になっていたので「すぐに活躍できるだろう」と高を括っていました。そんな中”できない自分””不甲斐ない自分”と向き合うことは苦痛でしかなかったです。自分の中にあった小さな自信が簡単に打ち砕かれたのを今でも覚えています。
そんな中、続けてこれたのは周りの人が支えてくれたからでした。
僕が何ができて何ができないのか一緒に確認し、一つずつ丁寧に教えてくれました。そしてできないことができるようになると一緒に喜んでくれました。この時にできるようになる喜びを知ったんだと思います。
そうして成長していく中で、うなぎを提供するお店では花形とされる焼き場をある程度早い段階で任せてもらえたのもとてもうれしかったです。
うなぎには「串打ち3年、裂き8年、焼き一生」といううなぎの調理をマスターするには長い年月がかかるという意味の有名な格言もありますので、花形を担えるのは遥か未来のことかと思っていましたが、店舗の方針としては「ガンガンチャレンジさせよう!」ということで任せていただけました。その焼き場でも一つずつ一つずつできることを増やしていって、気づいたら12年が経ち副料理長になっていたという感じです。
最後にこれからしら河に入社したい!という方に向けて一言お願いします。
「最初はできなくて大丈夫!安心してください!」これを伝えたいです。
仕事をするということは、できないことができるようになる喜びをどれだけ感じれるかだと思います。ゲームに例えるとレベルがあがって新しい技やスキルを覚えるみたいな感じでしょうか。これから入社される方にはその喜びを感じてほしいです。
できなくて、つらくて仕事を辞めてしまいたくなることもあると思います。そこで諦めるのはもったいないです。少なくとも僕は辞めなくてよかったです。
当店はサポート体制もチャレンジできるチャンスもあります。
更にはうなぎ以外にも会席や一品料理などいろんな料理を提供していますので、うなぎの調理経験が無くても全く問題ないと思います。今までのご経験をいかして働いていただける環境なので、安心して飛び込んできてください!